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素晴らしい休日☆味噌つくり


とあるレストランオーナーご夫妻が、
実家に家族で集まって味噌作りとあくまき作りをしているのでいらっしゃいませんか、、、と
とっても意外な、ありがたいお誘いを受けて、つい嬉しくなってノコノコ出掛けてきました。

連休も、あと一日で終わりという月曜日。
GPSだのみで近所で道に迷った私たちを、
そのかたは両手に味噌をつけたまま、すごいいい笑顔で迎えに走ってきてくださいました。

それからその場にいた半時間は大袈裟にいうと・・・

ひとりの名料理人の三世代の渡る歴史、今に至るまでの厚みと凄味、
そして家族が集うことの優しさ、美しさ、
自然と一緒に生きることへの言いようのない感謝、、、等々、
(こうやって言葉にしてしまうと陳腐なのですが)
この場に居合わせた私たちは感動してしまったのです。


連休を利用して、
全国に散った家族が生家に集まってみんなで一緒に自家用の味噌を作る。

夜中のうちから豆を蒸して麦を蒸して、夜通し暖房をたいて温度調整しつつ発酵を促して、
朝になったら庭にテントを張り味噌もみ台をしつらえて、みんなで輪になってもんでもんでもんで・・・、
そして喋って笑って働いて、そして食べてみんなで疲れて寝て。

家長役のお母さまももみもみ役の若い世代も、
もう、最ッ高の笑顔!
そして縁側から庭の家族を眺める、この幸福な時間。

脇では鹿児島特産の「あくまき」も作っていました。
近所の山で伐採された樹木を焚き物として離れの風呂を沸かして
その灰を集めて焚いて、
そうやって出来た灰汁で餅米を炊いて(そのため「あく巻き」と呼ばれています)。
それをくるむ竹の皮は、ちょうど今の季節山に採りに行くそうです。

先般訪ねたミラノで、先進の建築家やデザイナーが偉そうにでプレゼンしていた
Bio=有機, Eco=エコロジー, Agri=農業、は
この家の暮らしのなかで、ごく自然に昔からここにあったのです。

わざわざイタリアまで見に行って「未来的なエコ」に感銘を受けて帰ってきた私たちは
自分の一番近い鹿児島の、すぐ隣にあった世界を知らずにいたのです。
この驚きと恥ずかしさ。

「青い鳥」を追いかけて、
結局自分の家に帰ってきた童話の中の子どもたちでした、私は。


Memo.....
家族で麦を大豆を捏ねる風景をじっと見ながら、
一瞬、私の心は昔のイタリアへもワープしていました。
収穫された桶いっぱいの葡萄を、足で踏みつぶして葡萄酒を作るイタリアの家族での農作業です。

ミラノのスフォルツェスコ城 Castel Sforzescoに、
「トリブルツィオの12ヶ月」とよばれる巨大なタペストリーコレクションがあります。
1月から12月までの題がついた一枚一枚は
それぞれの月の大切な農事が丁寧に織り込まれているのです。
機会がありましたらイタリア旅行の際にご覧ください・・・・ココをクリック!←これは秋のソーセージ作りのシーンです。


                                                  Wikipedia Commons の画像から掲載


 
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